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IBM、アイルランド進出70周年を記念し、学術界向けに数百万ユーロ規模の教育イニシアティブを発表
IBM、アイルランド進出70周年を記念し、学術界向けに数百万ユーロ規模の教育イニシアティブを発表

IBMは、アイルランドでの事業開始70周年記念行事の一環として、同国におけるスキル開発を支援するため、アイルランドの主要大学にIBM z17メインフレームを含む総額1150万ユーロ相当の技術システムを提供すると発表しました。IBM z17は、教育用貸与契約に基づき、SETU(サウスイースト工科大学)に設置されます。この取り組みはアイルランド政府およびアイルランド政府産業開発庁からの歓迎を受け、アイルランドが技術教育の最前線に立ち続けることに役立ちます。

IBM Zメインフレームは、金額ベースで世界の取引の約70%を処理しているもので、このイニシアティブを通じて、コンピュータサイエンス、工学、サイバーセキュリティ、データ、AIを専攻する学生たちにシステムを実際に操作する機会を提供します。学生たちは、通常、大企業しか利用できないような、現実のエンタープライズ規模の技術環境でスキルを習得する機会に恵まれるため、実際的なユースケースに対応したスキル開発に役立ちます。

SETUでは、z17メインフレームとソフトウェアが大学全体の教育、学習、研究を支え、既存の60台を超える研究用および学生用リソースサーバーを単一のメインフレームシステムに統合します。既存リソースを単一のプラットフォームに統合することにより、実践的で現実的な環境下でのシステム管理、プログラミング、AIについての学習が強化されるうえ、メインフレーム技術と人工知能のレベル9認定資格の導入により、幅広いモジュール全体で1000人を超えるコンピュータサイエンス専攻の学生に恩恵をもたらします。

さらに、大学の研究者は、モデリング、シミュレーション、データの安全管理を支えるコンピューティング機能の強化による利益を得られます。学生主導の技術系サークルも専用の学習環境にアクセスできるため、現実的なエンタープライズクラスの環境で、システム管理、プログラミング、AIなどの領域で実践経験を積むことができます。

 

Mícheal Martin首相は次のように述べました。「IBMは70年にわたり、技術、スキル、技術革新に投資してアイルランドの成長に貢献してきました。今回の教育・研究を後押しする支援により、次世代を担う若者がAI時代に必要な能力を身につけられるうえ、アイルランドが先進的なエンタープライズ技術のハブとしての位置づけを強化する一助となるでしょう。IBMによるこの取り組みは、デジタルイノベーションにおいて長期的かつ持続可能なリーダーシップを確立するというアイルランドの意欲を反映しています」

このイニシアティブは、全国規模での雇用創出や専門スキル・専門知識の強化によりアイルランド経済に貢献するというIBMの継続的な取り組みに基づいています。IBMは、過去2年間で、ダブリン、コーク、ウォーターフォードにおいて850人を超えるハイテク雇用計画を発表しました。アイルランドをIBMにとって確固たる世界的戦略拠点とするこの雇用は、研究開発、IBM Z開発、IBMコンサルティング業務、営業に及びます。

IBMのアイルランド進出70周年事業は、同国における産業・学術・公共部門との数十年にわたるパートナーシップを反映し、焦点を依然として、AI主導が進む経済における企業の競争力強化と成長に役立つスキル構築に置いています。記念イベントは、ダブリンのアイヴェーハウスにて、外務貿易省およびアイルランド政府産業開発庁により主催・開催されました。

 

企業・観光・雇用大臣Peter Burke氏は次のように述べました。「アイルランドの将来の競争力は、ある意味、人工知能、量子コンピューティング、信頼されるデジタルインフラなどの新しい技術に必要なスキルをいかに習得させるかによって決まります。IBMとSouth East Technological Universityとの連携は、人材育成、経済的レジリエンスの強化、我が国のデジタル成長の次の段階を牽引する技術に学生や卒業生を対応させる上で、強い産学連携がいかに価値あるものであるかを示しています」

 

IBM z17:AI時代のエンタープライズインフラ

AI時代の組織はますます、大規模なデータをいかに処理、保護、管理するかに重点をおいています。IBM z17は、この需要に応え、大容量の高信頼環境向けに構築されたプラットフォームに、高度なAI機能、強固なセキュリティ、レジリエンスを組み合わせて設計されています。

AIは、実験段階から中核業務に移行するにつれ、ますます、単体ツールではなく、日常業務を遂行するトランザクションシステムに直接組み込まれるようになっています。規制産業では、AIの実行場所、データのガバナンス方法、大規模システム保護と復元力をいっそう重視されています。こうした需要に応えて構築されたIBM z17は、トランザクション発生時点でAIを実行するため、SETUの学生たちは、金融、医療、公共サービスを支える安全で復元力の高いエンタープライズシステムを実際に操作して学べます。

 

SETU学長、Veronica Campbell教授は次のように述べています。「IBMからSETUへのz17メインフレーム提供は、学生や研究者に変革をもたらします。このコラボレーションは、大学を地域、コミュニティ、パートナーへの技術革新と変革の推進力と位置づけるSETU戦略計画に沿っています。学生は、エンタープライズグレードのテクノロジーに直接アクセスし、体験することで、需要の高い専門領域における学問と実社会で役立つスキルとのギャップを埋める貴重な機会を得ることができます。この技術は、デジタル化とAI主導がますます進む世界で、次世代の卒業生がリーダーシップをとるための準備に役立つ一方で、地域の研究、企業活動、技術の前進の力となります。この大きな投資のおかげでSETUは将来に向けて技術革新、教育、スキル開発をさらに進めることができるため、IBMには心から感謝します」

 

アイルランドの将来のスキルと技術革新への投資

IBMは、長年、義務教育、高等教育、先端研究にわたる各種の取り組みを通じて、アイルランドの教育とスキル開発を支援しています。これには、大学とのパートナーシップ、P-TECHプログラム、トリニティカレッジダブリンキャンパス内に設置されたIBM Research Irelandを通じた産学連携も含まれます。

IBMは、無償の技術教育プログラム「IBM SkillsBuild」を通じてデジタル学習リソースへのアクセスも提供しており、アイルランド国内ではFTI(Fast Track into Information Technology)などの組織が活用して、学習者による実用的なデジタルスキル、職場に必要なスキル、雇用主のニーズに沿った資格取得を支援しています。

SETUへのIBM z17テクノロジーの提供は、この取り組みをさらに発展させるもので、エンタープライズクラスのシステムへとアクセスを拡大し、AI主導型経済がますます進む中で、学生がキャリアに備える手助けとなります。

 

IBM Irelandのゼネラルマネージャー、Nathan Cullen氏は次のように述べています。「過去70年にわたり、IBMは技術やスキルのニーズが絶えず進化する中で、アイルランドの組織、教育者、政府と連携してきました。SETUとの今回のコラボレーションのベースとなった、全国規模で展開している教育・研究連携プログラムは、現代の企業を左右する技術に対応する実践力を身につけさせることです。学生にIBM z17のようなエンタープライズクラスのシステムへのアクセスを提供することは、次世代が将来の機会に備えるうえで重要な役割を果たします」

 

アイルランド政府産業開発庁Michael Lohan長官は次のように述べました。「アイルランドにおけるIBMの70年に及ぶ実績は、長期的なパートナーシップがいかに持続的な経済的・社会的影響をもたらし得るかを明らかに示す事例です。SETUにおける先進インフラへの投資は、地域成長の促進、人材パイプラインの拡充、デジタル化、AI、高価値FDI(対内直接投資)のグローバルハブとしての地位強化を目指すアイルランド政府産業開発庁の戦略を直接支援します。革新と投資を継続するIBMと協力できることを誇りに思い、この取り組みが全国の学生、研究者、雇用主にもたらす機会を歓迎します」

 

IBMについて

IBMは、グローバルなハイブリッドクラウド、AI、およびコンサルティングの専門知識を提供するリーディングカンパニーです。175ヵ国以上でクライアントによる、データから得られるインサイトの活用、業務プロセスの効率化、コスト削減、業界における競争優位性の獲得を支援しています。金融サービス、通信、医療などの重要インフラ分野における数千の政府機関や企業が、IBMのハイブリッドクラウドプラットフォームとRed Hat OpenShiftを活用して迅速、効率的、かつ安全にデジタルトランスフォーメーションを推進しています。AI、量子コンピューティング、業界特化型クラウドソリューション、コンサルティングにおけるIBMの画期的な技術革新は、クライアントにオープンで柔軟な選択肢を提供しています。これらすべては、信頼、透明性、責任、包括性、サービスに対するIBMの長年にわたる取り組みによって支えられています。詳細については、www.ibm.comをご覧ください。