2019年6月13日、コーク県キャリグトゥーヒル – ストライカーは本日、メディカル・手術用機器、整形外科、ニューロテクノロジー、スパイン分野の次世代製品とサービスの提供を目的とした積極的な技術革新推進の一環として、コーク県にある工場5カ所のうち3カ所で研究開発技術革新(RD&I)事業に2億ユーロ(およそ245億円)あまりを投資する計画を発表しました。本事業はアイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府が支援します。
昨年、ストライカーはグローバル売上高の6%あまりを研究開発に投じました。本R&Dプログラムは同社を引き続き未来の医療技術進歩の最先端に位置づけるためのもので、以下の事業への投資で構成されます。
- 脊椎、頭蓋顎顔面および関節置換術の3分野の積層造形製品を開発するAMagine Institute
- 脳血管疾患治療用製品を開発するニューロバスキュラー事業
- 幅広い外科手術用の革新的な外科装置を設計、開発、商品化するInstruments Innovation Centre
発表を行ったストライカー社手術用機器・ニューロテクノロジー・スパイングループ、プレジデントのスペンサー・スタイルズ氏は次のように述べています。「ストライカーでは、お客様と患者様のための医療の改善に全力を傾けています。当社のミッションの原動力は世界中の優れた人材の経験と知識を活用した協調的重点的取り組みです。アイルランドのチームは、これまで20年にわたり、複数の市場セグメントに貢献する中で複数部門とのパートナーシップにより注目に値する研究開発及び新製品開発(NPD)能力を構築してきました。アイルランドでの継続的な成長と投資は、アイルランド政府産業開発庁の研究開発技術革新(RD&I)への支援やアイルランド国内の主要な大学や研究所との提携を含む様々な要素の賜物です。アイルランド科学財団(SFI)の支援により、アイルランドに基盤を置く優秀なエンジニアや科学者へのアクセスも可能となりました」
雇用産業技術省ヘザー・ハンフリーズ大臣はこの発表を歓迎し、次のように述べています。「ストライカーのコーク県の拠点への大規模投資を喜ばしく思います。同社のアイルランドへのコミットの表れというだけでなく我が国の労働力の優秀さの証でもあります。これらのRD&I事業はまさに世界をリードする高度かつ革新的で先駆的なものです。まぎれもなく同社は医療提供のあり方を変える力を持ち、医療技術業界のグローバルリーダーとしてのアイルランドの立ち位置を明示しています」