ボストン・サイエンティフィック社は、世界中の癌や末梢動脈疾患患者を治療する低侵襲医療技術の開発と製造を加速するため、コークの施設に3000万ユーロを投資すると発表しました。
この研究開発及び技術革新への投資は、アイルランド政府がアイルランド政府産業開発庁を通じて支援しており、ボストン・サイエンティフィック社のコーク拠点で開発や製造に関する技術の多様化に伴い、今後3年間で品質管理・技術開発・生産部門において70人以上の雇用を創出することが期待されます。ボストン・サイエンティフィック社のコーク拠点では、現在1200人を超える従業員が勤務し、インターベンショナル・オンコロジーや冠動脈疾患、消化器疾患、重度の喘息に用いられる医療機器を製造しています。
レオ・バラッカー副首相兼企業・貿易・雇用大臣は次のように述べました。「ボストン・サイエンティフィック社が、コーク拠点への3000万ユーロという大型投資を発表したことを大変嬉しく思います。この投資により、同社が世界をリードする技術をさらに発展させ、人々の生活の向上や命を救うことに貢献し続けることに期待します。アイルランドはライフサイエンス分野の中核的研究拠点として世界に認識されており、今回の投資は我が国と我が国の持つ能力への真の信頼の証です。皆様の計画の成功を祈ります」
アイルランド政府産業開発庁は、医療技術を含む高成長分野での雇用増加と産業転換に重点を置き、外資系企業によるアイルランドへの投資誘致を行っています。現在、アイルランドは国民一人当たりの医療機器業界雇用者数が欧州で最多となっており、同庁ではEUと国内の法律に準拠した助成金やその他の事業支援をアイルランドで事業を展開する幅広い多国籍企業に提供しています。
アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は、「ボストン・サイエンティフィック社はほぼ25年にわたり、コークのビジネス界で確固たる地位を築いてきました。同社が成長し、社内での研究開発や技術革新、買収を通じてさらに多くの治療分野に事業を拡大していく中で、事業や高いスキルを持つ地元人材への継続的な投資は、私たちにとって心強いものです。今回の拡張は、南西部地域での医療技術クラスターが活況を呈していることの証明でもあります」と述べました。
1994年にアイルランドに初進出したボストン・サイエンティフィック社は、現在アイルランド国内のライフサイエンス系企業で最も多くの従業員を雇用しており、ゴールウェイ、クロンメル、コークの3拠点で勤務する6000人の従業員により、年間1200万台以上の医療機器を輸出しています。