動物用医薬品の世界最大手であるゾエティス社は、アイルランドのタラモアにある製造開発施設を拡張し、動物用モノクローナル抗体(mAbs)の製造能力を大幅に拡大すると発表しました。これらのバイオ医薬品は、同社の革新的な製品パイプラインから生まれた最新の画期的治療薬です。
本発表を受けて、レオ・バラッカー副首相兼企業・貿易・雇用大臣は次のように述べました。「ゾエティス社がアイルランドの製造拠点を拡大するとの決定を歓迎します。ミッドランズ地方は優れた人材を多く抱えています。同社の新たな展開の成功を祈ります」。
今回のゾエティス社の施設拡張計画は、製品需要の高まりに応え、製造・供給のグローバルネットワークを強化するもので、動物用バイオ医薬品の今後の成長を支えることを目指します。
現在タラモア工場は、「SOLENSIA」の製造をはじめ、バイオ医薬品の開発と製品化の全段階にわたる業務をサポートしています。今回の拡張は、認可を待って2022年の年明けに起工、2025年に本格稼働の予定です。この投資により今後3年間で80~100人の新規従業員を雇用する予定です。
アイルランド政府産業開発庁のマーティン・シャナハン長官は次のように述べました。「ゾエティス社によるアイルランド事業拡大計画の発表を歓迎します。世界トップの動物用医薬品会社がバイオテック施設を建設することで、アイルランドで事業を展開する様々なバイオ医薬品企業群に新たに加わることとなります。この度の拡張は、ミッドランズ地方が抱える優秀な人材へのゾエティス社の信頼の証であり、アイルランド政府産業開発庁による地方での雇用創出と投資獲得に向けた継続的な取り組みの一例です」
ゾエティス社は現在、アイルランド国内のオフィスと製造施設の数か所で合わせて450人以上を雇用しています。同社のチェリーウッド・ダブリン事務所には、国際営業業務と国際製造供給部門の本部機能のほか、アイルランド国内営業業務の本拠地ともなっています。ゾエティス社は、タラモアの他、製造ネットワークにおいて重要な役割を果たしている拠点を国内に2か所に開設しています。ウィックロー県ラスドラムにあるゾエティス社の原薬製造拠点では、ゾエティス社の数多くの主力製品が製造されています。また、タラート工場は市場をリードする乳頭シーラント「Boviseal」の唯一の製造拠点であり、世界80以上の市場に輸出されています。