アイルランド政府産業開発庁では、クライアント企業のアイルランドへの貢献を称える第2回「特別表彰」をグーグル社に決定し、カリフォルニアで開催された「Building The Future Together」特別イベントにおいて、レオ・バラッカー副首相とアイルランド政府産業開発庁からグーグル社CEOのサンダー・ピチャイ氏に授与されました。
アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は次のように述べました。「グーグル社は今年の特別表彰受賞に真にふさわしい企業です。同社が過去20年間にわたりアイルランドで遂げた事業拡大は、世界中に知れ渡っています。こうした関係は評価に値することであり、さらに1700社を超える海外直接投資企業がアイルランドに対して行った多大な貢献を称えることが非常に重要です。海外直接投資は今後もアイルランド経済を大いに牽引します。またアイルランドにおいて、クライアント企業は長期に関与し、回復力と継続的な取り組みを続け、雇用を創出してきました。現在多国籍企業による直接雇用者数は過去最高の27万5384人(アイルランド労働人口の11%)に達し、国家および地域経済に大きな利益をもたらしています。この賞の設定に当たっては、国際的な飛躍を望む企業にとってアイルランドが永続的なビジネスパートナーとなれることを実証する功績も評価しています。さらに、アイルランドにおける外国直接投資のレベルの高さを国際的にアピールする機会でもあります」
グーグル社は2003年にアイルランドに小さな事務所を開設し、過去20年間にアイルランドに多額の投資を行ない、特にこの5年間の投資額は15億ユーロを超えています。グーグル・アイルランドは欧州・中東・アフリカ地域(EMEA)統括本部として、現在9000人あまりを雇用し、グーグルのグローバル事業を支える数十に及ぶ業務機能やチームのハブとしての役割を担っています。そのうちサイトの信頼性とソフトウェアエンジニアリングの機能にはおよそ1000人のエンジニアが従事しています。
今回の受賞は、アイルランドのグーグル社員一人一人が、企業としての成功と世界中の顧客へのサポートに貢献していることを評価するものでもあります。また、グーグル社のアイルランドへの取り組みも評価しています。
レオ・バラッカー副首相は次のように述べました。「グーグル社に特別表彰を授与できることは大変喜ばしく、サンダー氏はじめ皆さまのアイルランドへの変わらぬ深い関与に心から感謝します。2003年に100人だったチームが、今では9000人を超え、グーグルは我が国に多大な貢献をしてきました。グーグル社がアイルランドの評価を高め、さらなる投資誘致に果たした役割ははかり知れません。この賞は、グーグルチームとその貢献に感謝する良い機会です」