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アイルランド政府産業開発庁、アマゾン(Amazon)社によるアイルランド国内再生可能エネルギー事業への投資を歓迎

2020年8月24日 - アイルランド政府産業開発庁は本日、アイルランド国内の再生可能エネルギーへの新たな投資に関するアマゾン社の発表を歓迎しました。ゴールウェイの風力発電所で再生可能エネルギー115メガワット(MW)を供給します。

アマゾンはこれまでにドニゴール県とコーク県で2件の再生可能エネルギー事業を発表しています。3事業合わせてアイルランドの電力グリッドに再生可能エネルギーを年間229MW供給することになります。

アマゾン社ではさらに2025年までの再生可能エネルギー比率100%の普及に尽力しています。これらの事業はアイルランド政府の気候変動行動計画の目標に沿うもので、公共サービス義務税賦課による補助金交付を必要としません。

データセンター業界のアイルランド経済への経済貢献は多大です。データセンター運営会社による大規模雇用の拡大を除いて、2018年にアイルランド政府産業開発庁は、データセンターがもたらす経済的便益を年間10億ユーロ(約1,228億円)あまりと試算しています。アイルランド国内企業は、アイルランド国内でのデータセンター建設実績に基づいて欧州全域で事業を請け負い、優位な立場を築いてきました。

アイルランド国内での新たな再生可能エネルギー事業の一報を受け、アイルランド政府産業開発庁メアリー・バックリー専務理事は次のように述べています。「アマゾン社の本日の発表はアイルランドの持続的発展計画に貢献し歓迎されるものであり、アマゾンウェブサービス(AWS)によるアイルランド国内での長年に及ぶ多額の設備投資の延長だと言えます。先月アマゾンは1000人の雇用増加を発表したため同社によるアイルランド国内正規雇用者数は2022年までに5000人となり、本セクターの実質的中核を担うこことなります」

ゴールウェイの風力発電事業は2022年に操業を開始し、アイルランドの再生可能エネルギー発電に貢献する予定です。