ダブリンのクロークパークで、世界の産業界や経済界のリーダーが集い、アイルランドのビジネス・リーダーシップと業務効率をテーマとするイベントが開催されました。
Enterprise Excellence Ireland 2018と題されたイベントでは、金融、技術、小売、製造、建設、車載機器、公共、サービス部門から約1000人が参加、リーンマネジメントやエンタープライズ・エクセレンスの理解を広め、共に学び経験を共有することを目的としたカンファレンスへ出席しました。
カンファレンスでは、欧州、日本、アイルランドの財界から経営者たちが自社内のリーン・マネジメント制度についてオープンな議論を交わしました。国内外38人の基調講演者が、リーン・マネジメントと漸進的改善の取り組みの過程で、あらゆる業務工程における無駄の徹底排除を目指す最近の経営哲学について知見を共有しました。
リーン生産方式とは、カイゼン、つまり小さい改善の積み重ねによって、すべての業務工程で継続的に無駄を排除することを追究する経営哲学です。
雇用産業技術省ヘザー・ハンフリーズ大臣は次のように延べています。「政府は、『リーン』経営手法の導入がエンタープライズ・エクセレンス達成の要と認識しています。まぎれもなく我が国の企業基盤、ひいてはアイルランド経済の競争力を高めます。だからこそ、アイルランド政府は企業を支援する政府機関を通じて事業の『リーン』化を支援しているのです。今回のカンファレンスでこの手法を取る企業の実例に多数触れられたことに満足しています。」
開会式にはハンフリーズ大臣と共にアイルランド政府産業開発庁長官マーティン・シャナハンとアイルランド政府商務庁長官ジュリー・シナモンが登壇しました。
産官学連携機関のLean Business Irelandが主導するEnterprise Excellence Irelandの目標は、主にアイルランド企業によるリーン原理の導入支援と、企業顧客への価値創出の推進、生産性と世界競争力の強化にあります。リーン・マネジメントのツールとテクニックはアイルランドの製造業やサービス関連企業の世界での競争を助け、組織内の能力と指導力を強化して問題を洗い出し、業務を改善することによって達成されます。
日本、ドイツ、イタリア、米国、ポーランド、ベルギーの企業も参加し、アイルランドや世界の企業・団体によるリーン・マネジメントの過程や業務改善の話に耳を傾けました。基調講演者は、Dell EMC、ボッシュ、トヨタ、フォルクスワーゲン、大阪府、フィアット・クライスラー、ボストン・サイエンティフィック、DHL、アクセンチュアに加え、Skylark、Premier TEFL、Polar IceTech等の地元企業も行いました。
この国際イベントはアイルランド政府産業開発庁、Lean Business Ireland、アイルランド政府商務庁、Dell EMCの後援のもと、いかにアイルランドが対内直接投資発展に積極的であり、アイルランド企業のリーン・マネジメントへの取り組みとグローバル競争での優位性が評価されているかを強調するものとなっています。
英文プレスリリース:https://www.idaireland.com/newsroom/enterprise-excellence-ireland-2018