アイデンティティプロバイダーの独立系トップ企業であるOkta社は、アイルランド、ダブリンのドックランズにオフィスを新規開設し、2024年までに200人を新たに雇用する予定であると発表しました。Okta社のアイデンティティ管理およびアクセス管理ソリューションは、シームレスで安全なアクセスを提供して、人や組織を結びます。今回のオフィス開設は、Okta社のEMEA(欧州・中東・アフリカ地域)における成長戦略の一環です。現在、DCC、エンジー、ITV、ルノー、シーメンス、プラン・インターナショナル、プレタ・マンジェをはじめとする1万5000を超える企業・団体が、従業員や顧客のアイデンティティを保護するためにOkta社のサービスを利用しています。
2022年4月に開設されるOkta社のダブリンオフィスは国際拠点となり、当初の採用は営業とマーケティングなど接客業務が中心になります。今後2年間をかけて、研究開発部門他、経理、採用、人事などビジネスに不可欠な部門でも採用が行われる予定です。
この投資には、アイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府が支援しています。
この発表を受け、レオ・バラッカー副首相兼企業・貿易・雇用大臣は次のように述べました。「Okta社をダブリンに迎え、2024年までに200人の新規雇用を創出できることを大変喜ばしく思います。Okta社は様々な分野で世界で最も影響力のある企業にサービスを提供してきましたが、ダブリンの有能な人材を活用すれば、今後も急成長を続けることは間違いありません。本事業拡大の成功を祈念しています」
アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は、「伸び続けるアイデンティティ管理・アクセス管理業界のグローバルリーダーであるOkta社はアイルランドのテクノロジーエコシステムをさらに充実させてくれます。アイルランドは、EMEAで拡大する顧客基盤に対応するために質の高い人材を求めるテクノロジー企業にとって魅力的な立地であると実証されています」と述べました。