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Crusoe社、ダブリンに欧州統括本部を設立

Crusoe社、ダブリンに欧州統括本部を設立

業界初の垂直統合型AIインフラ事業者であるCrusoe社は本日、ダブリンに欧州統括本部を開設したことを発表しました。アイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府の支援を受け、今後3年間でアイルランド国内の従業員数を約100人に増員する予定です。同社は現在、ダブリンでネットワーキング、サイト信頼性技術、カスタマーサクセス、サポートの各部門の複数の職種を採用しています。

Crusoe社は欧州統括本部設置により、欧州全域で顧客やパートナー企業との関係深化を図ります。2023年12月に、同社はアイスランドに欧州初のデータセンターを開設したと発表しました。地熱発電を活用した100%再生可能エネルギーのこのデータセンターにより、欧州全域の顧客のAIワークロードに対応しています。

Crusoe社のCEO兼共同創設者であるChase Lochmiller氏は次のように述べました。「ダブリンでの欧州本部設立により、Crusoe社はグローバル戦略の新たなマイルストーンを達成しました。ダブリンは世界トップクラスのテクノロジーハブとして名高く、優れた人材の宝庫でもあるため、欧州のお客様やパートナーと固いつながりを築くのに最適な立地です」

 

企業・観光・雇用大臣であるPeter Burke氏は次のように述べました。「Crusoe AI社がダブリンに欧州本部を設立して100人の雇用を創出するとの大変うれしいニュースがありました。クラウドインフラは、AI技術にきわめて重要な実現手段であると共に再生可能エネルギー導入を推進する触媒となりうるため、アイルランドのデジタル化と持続可能な未来に重要な役割を果たします。この度の発表は、わが国の熟練した技術労働力と活気あるAI技術革新のエコシステムを証明しています。11月に更新した国家AI戦略『AI - Here for Good』では、高信頼性、人間中心のAI活用により経済・社会全体の利益に貢献するという政府の方向性を打ち出しました。Crusoe AI社を欧州、そしてアイルランドに心から歓迎します」

貿易振興・AI・デジタル変革担当大臣のNiamh Smyth氏は次のように述べました。「現在、アイルランドはEUで5番目のデジタル経済先進国にランク付けされています。Crusoe社がアイルランドを欧州統括本部に選定したことで、我が国への信頼がさらに高まりました。募集職種も、我が国の多くの熟練労働者に魅力的な機会となるでしょう」

アイルランド政府産業開発庁のMichael Lohan長官は次のように述べました。「Crusoe社が本日、ダブリン欧州統括本部設立の一環としてアイルランド国内で100人を雇用するとの計画を発表したことは、大いに喜ばしいニュースで、わが国の熟練労働力への大きな信頼の証です。AIはアイルランド政府産業開発庁の今後の新戦略で重点課題としているため、Crusoe社のような企業がアイルランドのテクノロジーエコシステムに加わることをうれしく思います」