2019 年2月13日水曜日、アイルランド共和国ダブリン – レオ・バラッカー首相は、ダブリン城で欧州金融フォーラムを開幕しました。第4回を迎える当フォーラムは、銀行、航空機リース、保険、フィンテック、投資運用、資産運用のリーダーが集い、欧州の金融を取り巻く差し迫った課題を協議し、金融の未来を形作る破壊的な革新力を探るものです。
このイベントは、アイルランド政府産業開発庁とのパートナーシップの下、フィナンシャル・タイムズ紙によって提供されたもので、アイルランド政府産業開発庁は、国際金融サービス部門の潜在的および既存のクライアントと交流する機会を持つことができます。
このフォーラムでは、国際的企業の幹部、アイルランド企業の幹部、政策立案者、規制当局者、業界の第一人者が一堂に会し、金融サービス業界が2019年以降に検討すべき主要なビジネス上および規制上の問題について最先端の分析を提供しています。
フォーラムにおいてレオ・バラッカー首相は次のように挨拶しました。「アイルランドは投資、資本、貿易、人材、創造性においてオープンな国です。我が国の理念は、新たな経済、社会、技術の発展においてリーダーになるということです。グローバル化、自由貿易、多国間協調主義への姿勢が世界の多くの国々で硬化しつつある時代にあって、アイルランドはリベラルな政治・経済的価値と施策を堅持しています。
我が国は今日すでに国際金融サービス企業430社を抱えますが、さらにその数を増やす意欲を持ち、過去30年間に我が国の国際金融サービス部門が目を見張る成長を遂げたことを誇りとしています。当時ダブリンで60人ほどであった金融従事者も今では全国でほぼ4万4000人に上ります。
我が国のIFS2020戦略で国際金融サービス部門就労人口として設定した大きな目標にはあと1000人足らずですが、前倒しで達成できそうです。我が国は国内金融サービス企業の成長と拡大を支援する適切な環境を構築しながら同時に質の高い対内直接投資を誘致することに成功し、この先にも非常に意欲的です。第4回欧州金融フォーラムは新たなトレンドを協議し、我が国の成功をさらに積み上げる価値のある機会を提供します」
アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は次のように述べています。「アイルランド国内の金融サービスエコシステムは、幅広い国際銀行業務活動で広く認められ、周囲もうらやむ国際評価を築き上げました。世界の金融サービス企業上位25社をはじめ、80余りの大手グローバル銀行が我が国に拠点を置いています。欧州金融フォーラムは、業界指導者が業界の変遷をどのように見ているか、こうした課題にどのように適応するかを協議し、討論する貴重な場です」