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政府発行の「Labour Market Pulse」第2号、アイルランド労働市場の洞察をハイライト

アイルランド政府産業開発庁がマイクロソフトとリンクトインと協力して本日発表したLabour Market Pulse指標によると、労働市場は感染症の世界的流行にスキルアップや生涯学習への参加で対処しています。Labour Market Pulseは、リンクトインのアイルランド国内会員200万人のリアルタイムの洞察と、アイルランド政府産業開発庁やCSOの公開情報を組み合わせたもので、主に次の3分野の最新の洞察を分析しています。

  • 労働市場の動向と感染症の世界的流行や現在進行中の様々な制限がもたらす影響
  • 複数の成長部門における雇用機会
  • 技術および対人能力におけるスキルアップと生涯学習

利用可能なデータから、実業界、学術界、公共政策の意思決定者へアイルランドの労働市場の実績に関する情報を提供する有益なインフォグラフィックが製作されました。インフォグラフィックは、新たな就業機会を検討中の個人にも、現在労働市場で最も需要の多い職種やスキルのタイプに関する情報を提供しています。

分析の結果、リンクトインを経由した採用率は10月と11月にも持ち直して2019年の水準に匹敵するまでになり、一部では上回ったこともわかりました。12月の人事採用は政府が新たな制限を敷いたため減少しましたが、1月は採用率上昇の季節要素により、制限の継続にも拘らず短期間増加しました。  

感染症の世界的流行で観光、ホスピタリティ、小売部門への影響は定着し、これらの部門の労働者の求職行動にも明白に表れています。リンクトインの洞察では、ある特定部門の労働者が所属していた部門とは異なる部門で求職している可能性も測定しています。データによると、2020年12月にはレジャー・旅行および小売部門の労働者が他部門の仕事に応募していた可能性は、昨年の倍近くになっています。

デマンドサイドに関しては、過去12ヵ月に及ぶリンクトインの洞察は、過去1年間で人材募集に最も頻繁に追加されたスキルを明らかにしています。2020年12月付けで、最も頻繁に追加されたのは、SQL、デジタルマーケティング、Python、クリティカルシンキング、プロジェクト管理をはじめとする技術的スキルと対人能力の組み合わせでした。

技術的スキルの増加は、アイルランド国内で進行中のデータアナリティクスやデータサイエンスの活動の増加と非常に一致しており、求人市場の就業機会で求められるスキルアップの水準を示唆しています。 

技術的スキルの増加はソフトスキル開発の増加と見合って、アイルランド国内におけるスキルミックスが成熟していることを示唆し、コロナ禍に個人が能力開発の機会を活用しているといった世界的傾向とも一致しています。

アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は次のように述べました。
「Labour Market Pulseは、アイルランドの労働市場の現在の傾向に関して洞察力に富んだ情報を収集するのに有効なツールです。調査結果からは、感染症の世界的流行により一部の部門や個人が大打撃を受けたことがわかります。しかし一方で、自動化や技術の導入、ロボット工学、AI等ビジネスモデルを改革する可能性を秘めた新たなトレンドを加速化させていることも明らかになりました。アイルランド政府産業開発庁では、こうした機会をフルに活用して世界的に困難な現在の環境で多国籍企業が直面する問題にソリューションを提供していこうという意欲を持っています。また、国民が応募可能な求人機会に見合う技術等のスキルアップをしているという調査結果も喜ばしく思っています。アイルランドは欧州圏内でも技術の拠点として定着しており、部門内でのスキル開発の成熟と継続は検討中の投資家の興味を魅きつけるはずです」