アイヘルスケアの世界的大手企業であるボシュロム社は、ウォーターフォード工場の製造業務を拡張するために9000万ユーロを追加投資する計画を発表しました。
この投資により2023年の生産開始時には130人の追加雇用が創出される見込みで、ウォーターフォード工場における同社コンタクトレンズ「バイオトゥルーワンデー®」シリーズの期待需要に見合う追加生産能力を提供します。さらに、建設段階では約150人の労働者の雇用が見込まれます。
本投資は、コンタクトレンズ市場でのシェア拡大を目指すボシュロム社の取り組みを支えるウォーターフォード工場の位置づけをさらに強化します。2018年11月の発表では、同社はウォーターフォードとニューヨーク州ロチェスターの2拠点で複数の製造ラインを増設してコンタクトレンズ製造能力を高めるための投資を行い、革新的な1日使い捨てのシリコーンハイドロゲル(SiHy daily)素材のコンタクトレンズの製造を支援すると発表していました。
2018年にウォーターフォード工場は竣工し、同社の最新のコンタクトレンズ、ボシュロム「インフューズ®」の生産が年内に開始される予定です。ウォーターフォード工場では現在、従業員1,500人以上が働いています。
アイルランド政府産業開発庁のマーティン・シャナハン長官は次のように述べました。
「アイルランド政府産業開発庁は、ボシュロム社と長く提携関係にあります。同社が創業40周年を迎える今年に、ウォーターフォード工場の製造業務をさらに拡大して130人の雇用を創出すると決定したことを喜ばしく思います。この事業拡大は、活況を呈する南東部の医療技術クラスターにも歓迎されます。ボシュロム社には、事業拡大の成功を祈念するとともに、アイルランド政府産業開発庁の支援継続を約束いたします」
2022年に新規雇用の募集を開始しますが、現時点でも同工場ではオペレーション、エンジニアリング、品質管理、その他の業務において求人があります。