CX（顧客体験価値）ソリューションとテクノロジーの大手グローバル企業、コンセントリクス社では、アイルランド、ドニゴール県において、新たな50のリモートワーク職の創設を発表しました。ダブリン、ベルファスト、ロンドンデリーにすでに事務所を構える同社は、このたびの拡張計画により、アイルランドにおける事業拠点をさらに増やすことになります。これは、アイルランドの労働力が提供する高いスキルや才能に同社が信頼を置き、アイルランドを長期的な成長が見込まれる魅力ある投資先として捉えていることを示しています。
全世界で27万人以上、アイルランド国内だけでも4300人以上の従業員を抱えるコンセントリクス社は、世界トップの有名ブランドや新進気鋭のディスラプター企業に顧客体験価値ソリューションとデジタルソリューションを提供しており、その分野はテクノロジー・家電、小売・旅行・eコマース、銀行・金融サービス・保険、医療、通信・メディア、自動車、エネルギー・公共部門に及びます。
コンセントリクス社は、今回の新規雇用の拠点としてドニゴール県を選択しました。ドニゴール県は、ロンドンデリー市のアルスター・サイエンス＆テクノロジー・パークにある同社拠点に近く、北西部地域には高技能をもつ労働力や充実した教育機関、技術インフラが整備されています。
レオ・バラッカー副首相兼企業・貿易・雇用大臣は、次のように述べました。「コンセントリクス社がこの地で事業を拡大することをうれしく思います。50人の新規雇用がまずドニゴール県を対象としているということは同県が投資先として魅力あることの証です。在宅勤務の機会を提供するフレキシブルな雇用形態はとくに喜ばしいことです。パンデミック後のアイルランドでは、リモートワークが生活の一部として定着することになるため、コンセントリクス社がこの転換を受け入れてくれているのは素晴らしいことです。同社のドニゴールでの成功を信じています」
アイルランド政府産業開発庁のマーティン・シャナハン長官は、「アイルランドでの事業を拡大し、リモートワークの機会を提供するというコンセントリクス社の決定は大いに歓迎すべきニュースであり、アイルランド政府産業開発庁が地方での雇用と投資を獲得するという取り組みを継続してきたことの成果でもあります。