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ヴィアサット(Viasat)社ダブリンオフィスを拡張、欧州ソフトウェア中核研究拠点を立ち上げ

グローバル通信企業のヴィアサット(Viasat Inc.)社(NASDAQ: VSAT)は、ダブリンにオフィスを新規開所しました。規模を拡張した本オフィスは最大250人を収容し、ヴィアサットがターゲットとするブロードバンド市場向けの次世代ソフトウェアと技術の開発に注力します。4月4日の開所式典には、ヴィアサット社長兼CEOリック・ボールドリッジ氏のほか、ジョン・ハリガン雇用産業技術省兼教育・技能省担当大臣をはじめアイルランド政府産業開発庁、アイルランド政府商務庁、顧客、パートナー企業の来賓、ヴィアサット社員が出席しました。 

ダブリンオフィスの拡張はヴィアサット社の成長の兆しであり、同社では現在約100人が主に革新的な民間航空業界向けソフトウェアの開発に従事しています。ヴィアサットは今後数年間でダブリンの従業員数を倍増させ、開発範囲を航空機用ソフトウェアのインターネット接続から国際海運顧客、欧州の家庭用ブロードバンドおよびWi-Fi市場、政府系システム向けの広範なソフトウェアとモバイルアプリケーションのサポート、さらにはヴィアサットの次世代超大容量衛星プラットフォームViaSat-3のサポートへと広げていくことを期待しています。 

ヴィアサット社長兼CEOリック・ボールドリッジ氏は述べています。「ダブリンオフィスの拡張は、欧州全域の顧客や提携先との協力を推進し、域内でのソフトウェアとテクノロジーの専門技術をさらに引き上げるために域内のサービス機能を強化するという全体方針の一環として行われます。アイルランドの堅固な人材基盤は欧州における当社の技術と事業の展開を大きく拡げ、様々な業界セクターでグローバル規模のブロードバンド事業の新たなビジネス機会に即応できるようにしてくれると信じています」

ヴィアサットのダブリンオフィス拡張について、ジョン・ハリガン担当大臣は次のように述べています。「ヴィアサットのような企業の欧州全域での成長支援に、欧州宇宙機関(ESA)やアイルランド政府産業開発庁が大きな役割を果たせることを嬉しく思います。アイルランドは継続的な研究や革新を展開して企業が発展できる場所です」

本発表を歓迎してアイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は次のように述べています。「アイルランドはソフトウェア企業にとって一流の拠点として国際的に認知されています。ヴィアサットがダブリンに欧州ソフトウェア研究中核拠点の設立を決めたことは、アイルランドの人材基盤と事業環境のアピールとなるなるでしょう」

過去数年間におよび、ヴィアサットは欧州事業を強化し、事業展開を拡大してきました。同社は、欧州の衛星ブロードバンドおよび航空業界と数々の戦略提携を結び、新規技術を開発しています。

英文プレスリリース: https://www.idaireland.com/newsroom/viasat-expands-dublin-office;-sets-up-european-sof