米国を拠点とした企業間物流、ロジスティクス、サプライチェーンソリューションの世界的プロバイダー、ウエスコインターナショナル社は、アイルランド事業を拡大し、ダブリンにデジタル・センターオブエクセレンス(CoE)を新設すると発表しました。ウエスコデジタルソリューション(アイルランド)(以下・WDSアイルランド)社は、同社全体のデジタル変革戦略の一環として、新たなクラウドベースのデジタルシステムとソリューションの開発センターとなります。ウエスコ社には、アイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府が支援しています。

WDSアイルランド社は今月から営業を開始し、当初は約30人の管理職、技術職、エンジニアリング職、事務管理職を設け、主に現地採用する予定で、今後数年間で、WDSアイルランドの雇用が80人近くになると見込んでいます。WDSアイルランド社はダブリンのサウスフレデリックストリートにあるカレッジパークハウス3階に約5000平方フィートの事務所を構えます。

企業・貿易・雇用省サイモン・コヴェニー大臣は次のように述べました。 「事業拡大の一環として、ウエスコ社をアイルランドに迎えることができ、心から嬉しく思います。ウエスコ社は、流通、ロジスティクス、サプライチェーンソリューションの世界的プロバイダーで、新たなデジタル・センターオブエクセレンスでは、クラウドベースのデジタル技術の進歩に注力します。また、本施設では、技術、エンジニアリング、事務管理など多くの分野で最大80人の熟練雇用も創出される予定です。非常に歓迎すべきニュースであり、当市にも大きな後押しとなります。ウエスコ社のチームがアイルランドでのエキサイティングな新局面で成功を収めることを祈っています。」

アイルランド政府産業開発庁マイケル・ローハン長官は、次のように述べました。「ウエスコ社がダブリンをデジタル・センターオブエクセレンスに選び、ここで最大80人を雇用することを嬉しく思います。アイルランドがクラウド開発分野で企業に優秀な人材を提供できることの証左であり、アイルランドがデジタルの進歩の最前線に留まり続ける一助となります。当地でのウエスコ社の成功を祈ります」