武田薬品工業株式会社の子会社である武田アイルランドは、アイルランドでの操業25周年を記念し、ブレイ工場で記念式典を開催しました。1997年にブレイ工場を設立して以来バゴットストリート、シティウエスト、グレンジキャッスルの3拠点をアイルランド国内に展開し、合計で900人以上を雇用しており、過去5年間にわたりグローバルおよびアイルランドの雇用者数上位企業に認定されています。これらの工場では、60以上の国際市場の患者に革新的な医薬品を提供しています。

この25年間で、武田アイルランドはますます力をつけ、特にブレイ工場では、2020年に稼働を開始した新たながん治療薬の製造ラインの追加により、生産ポートフォリオが大きく拡大しています。

同工場は、今後も継続拡張を計画している一方で、現行の100%再生可能電力利用に加えて意欲的な環境目標を達成する予定です。カーボンニュートラルである現状から、さらに意欲的な目標を掲げています。2040年までにバリューチェーン全体でカーボン・ネット・ゼロを達成し、業界をリードすることを目指しています。同社の総合的な環境事業には、天然資源保全の取り組みや持続可能な廃棄物管理も含まれます。2019年以降、ブレイ工場は廃棄物の100%を埋立地に転用してきました。スティーブン・ドネリー保健大臣は、次のように述べました。「武田アイルランドのアイルランドでの25周年をお祝いします。同社は、アイルランドの医療・製薬業界において非常に価値ある存在です。武田アイルランドは、ここウィックロー県ブレイ、ならびにダブリンの工場を通じてアイルランド東部全域の地域社会と大切な絆を築き、力強く発展してきました。今後のさらなる成功を祈念しています」。

武田ブレイ工場は、25周年を記念して地元の学校と提携関係を結び、工場見学を通して小中学生に同社の革新的な仕事について学ぶ機会を提供します。

アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は、次のように述べました。「武田薬品のアイルランド進出25周年という重要な節目に心よりお祝い申し上げます。 武田薬品は、4拠点で900人を超える従業員を雇用し、疾患治療のための革新的な医薬品を提供することで、アイルランドのライフサイエンスエコシステムの発展に重要な役割を担ってきました。皆様のさらなる成功を祈念します」