アイルランド政府産業開発庁とアイルランド企業貿易雇用省は、インテル社がIntel 4テクノロジーを用いた次世代向けPCプロセッサの初となる量産が開始されたことを受け、同社のリークスリップキャンパス内にFab 34を正式に開所したことに対して、改めて歓迎の意を表しました。

このリークスリップ工場により、アイルランドにおけるインテル社の製造スペースは倍増します。2022年3月に発表された通り、インテル社はFab 34の建設に総額170億ユーロを投資しており、本格稼動後は新たに1600人の正規職員を雇用するため、アイルランド国内のインテル社の総従業員数は6500人となります。アイルランドは現在、欧州全域の半導体サプライチェーンの維持・強化に重要な役割を果たしています。

アイルランド政府産業開発庁マイケル・ローハン長官は開所式で、次のように述べました。「インテル社のFab 34への170億ユーロという注目に値する投資は、アイルランドの先端製造部門を変革する力があります。Fab 34には世界でも最も複雑な製造技術が導入され、この異例の投資は世界の半導体製造におけるアイルランドの戦略的重要性を強化します。本施設は、インテル社の技術ロードマップを推進する上でのアイルランド事業の重要性をより明確にし、アイルランドへの永続的なコミットを強化します。インテル社のFab 34の成功を祈ります」