Press Release 25 2 2020

様々な科学者集団が中国武漢を起源とするコロナウイルスの発生に際してワクチンの有力候補を発見しようと奮闘しており、世界の多くの研究者の中にはRNA(リボ核酸)ウイルスの理解を深めようと継続して調査している人たちがいます。

細菌RNAウイルスは1976年に生物学的に初めて全ゲノム配列が明らかになったものの、その後何千ものウイルスや細菌のゲノム配列が明らかにされたためほとんど見落とされてきました。

このたび、UCC(コーク大学)内にあるSFI(アイルランド科学財団)APCマイクロバイオーム研究所の研究員ジュリー・カラナン氏とスティーブン・ストックデール氏が他の研究者らと共に細菌RNAウイルスに関する多くの新事実を明らかにしました。

Science Advances誌に発表された論文によると、研究者らは米国、オーストラリア、日本、シンガポールから収集した環境サンプルから得られたデータを分析し、完全ゲノム1000余りをはじめ1万5611の新たなRNAウイルスのゲノム断片を特定しました。

「滅多にない胸躍る出来事」
これにより、高度に保存された同じゲノム構造を持つ単鎖RNA(ssRNA)ファージとして二つのはっきり異なる有望な系統があることがわかりました。他にもssRNAファージのゲノムが数多くあるため、研究者らは2科、8亜科、247属、331種を含む柔軟な分類学的構造を提示することができました。

これを比較すると、現在のスキームは2属で構成されているにすぎません。研究チームを率いるUCCコリン・ヒル教授は述べています。「一回の研究で1つの生物学的実体全体に関する知識が60倍以上に拡大するというのは、滅多にない胸躍る出来事です。これらの捕食性細菌の生物学を理解すれば細菌ウイルスに加え、やがてはヒトに感染するものも検出して管理することができるようになります」

APCマイクロバイオーム研究所は、昨年、数年間にわたって合計4億6000万ユーロ(約552億円)の資金提供を受けるSFIの研究所6機関の一つに指定されました。本資金は国と複数の業界提携期間が提供します。

Colm Gorey著

この記事はwww.siliconrepublic.comに掲載されたものです。オリジナルの原稿はこちらをご覧ください

https://www.siliconrepublic.com/innovation/rna-viruses-discovered-apc-microbiome-ireland

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