Press Release 24 6 2020

「気候変動対応で遅れている」というアイルランドのイメージを払しょくする努力が功を奏し、アイルランドはこの度のEY(アーンスト・アンド・ヤング)によるRECAI(再生エネルギー国別魅力指数)ランキングで一気に順位をあげました。新たな報告書では、アイルランドは前回から6位上昇して再生エネルギー投資最適国ランキングで12位につけました。

新型コロナウイルスの経済への影響により、第55回のRECAIは、再生エネルギーに関するパンデミックの潜在的影響と諸国の回復力についての検討も目的としていました。

EYアイルランドの政府・インフラ担当アドバイザリーディレクター、アンソニー・ロールク氏は、アイルランドのランキング上昇の理由について、政府が提供した再生可能エネルギー支援計画の詳細説明も要因の一つであると語りました。

この構想では、政府は風力、太陽光やその他の再生可能エネルギー構想の構築と開発の誘致を推進することを目的に再生可能エネルギー開発プロジェクトのための入札を2020年から2027年の間に実施します。この結果、EYは今後3年間でアイルランドの再生可能エネルギー発電能力が30%成長することを予想しているとロールク氏は語りました。

大規模蓄電による電力
「これは、アイルランドが2030年までに太陽光および陸上/洋上風力発電による再生可能エネルギー比率を70%にするとの目標達成に貢献します。今年のアイルランドの好成績は、2015年から石炭/石油発電の使用を46%も削減したことにもよります」とロールク氏は付け加えました。

「気候変動対策法案では、遅くとも2050年までに脱炭素社会実現を目標に設定する予定であることも、アイルランドの今後のランキングに追い風となるでしょう」

先月発表された政府計画では、新閣僚が来年から2030年までの間に年平均7%の温室効果ガス排出削減を約束することを期待すると述べています。

RECAIは2016年以来久しぶりに米国を中国を上回るトップの座につけました。これは主に、同国の生産税額控除の短期延長と、2030年までに洋上風力を最大30ギガワット設置することを目指して570億ドルを投資するとの計画によるものです。これに対して、中国では新型コロナウイルス感染拡大の結果エネルギー需要が減少したうえ、政府の助成金が減額されたことにより再生可能エネルギーの拡大が鈍化しました。

技術に目を向けると、EYのアナリストは大規模蓄電に対する投資の著しい増加を指摘しました。報告書によると、今年は12.6 ギガワットの蓄電池設備の設置が計画されており、エネルギー貯蔵の増加率では記録的な年となり、2025年までには230ギガワットに達する可能性があるということです。

Colm Gorey著

この記事はwww.siliconrepublic.comに掲載されたものです。オリジナルの原稿はこちらをご覧ください。
https://www.siliconrepublic.com/machines/ireland-ey-renewable-energy-country-attractiveness-index



 

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