デジタルヘルスのグローバルリーダーであるレスメド社は、ダブリンのサンディフォードに技術研究開発の新施設を正式開所しました。

サンディエゴに本社を置くレスメド社はアイルランドの研究開発に3000万ユーロの投資を予定しており、本日発表した計画では、今後4年間にアイルランドでソフトウェアと技術に携わる人員を70人増強し、技術革新、技術開発、製品開発を支援します。この中には、モバイル、AWS、フルスタックのソフトウェア開発者、アルゴリズムや機械学習のエンジニアなど高技能、高賃金の職務が含まれます。

この投資は、アイルランド政府産業開発庁を通じてアイルランド政府が支援します。

レスメド社は、睡眠時無呼吸症候群の治療に用いるコネクテッドデバイス、マスクや付属品のリーディング・カンパニーです。睡眠時無呼吸症候群は、アイルランド国内でjは、約60万人、世界では推定9億3600万人が患っている慢性疾患です。レスメドのデジタル技術の多くは、 アイルランドに拠点を置くレスメッド・センサー・テクノロジーズ(ResMed Sensor Technologies)部門で開発・強化されています。

開所式典に出席したレオ・バラッカー副首相兼企業・貿易・雇用大臣は次のように述べました。「本日、レスメド社を訪問し、同社の新施設を正式にオープンすることができ、大変うれしく思います。レスメド社が今後4年間で70人の新規雇用を創出すると共に、研究開発に3000万ユーロを投資すると約束されたことは、大変有難いことです。アイルランドは、特に医療技術と医療機器の分野の人材で世界的に知られるようになりました。レスメド社の製品は多くの人々の生活を現実に変えており、アイルランドがその取り組みに重要な役割を果たしていることを素晴らしく思います」

アイルランド政府産業開発庁のメアリー・バックリー専務理事は次のように述べました。「研究開発分野への継続投資はアイルランド政府産業開発庁の戦略である「回復と持続的成長の推進2021-2024」の中核をなしています。レスメド社のこの度の投資を大いに歓迎し、同社のアイルランドへのコミットメントを示すものと受け止めています。また、革新的なソリューションを提供してきた実績によりこの研究開発を勝ち取ったダブリンチームの優秀なチームを支持するものでもあります」