目の健康分野のグローバルリーダーで、ジョンソン・エンド・ジョンソンのメドテックの一翼を担う、ジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョンケア・アイルランドUC社は、リムリック県プラッシーにある既存施設の拡張を発表しました。

1億ユーロの投資により、80人規模の新規雇用の創出のほか、世界中のより多くの人々に対して、生涯にわたって健康的な視力を提供し続けるという同社のミッションを支えます。

リムリックにあるジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョン社の拠点は、コンタクトレンズ製造施設としては世界最大級です。今回の投資では、業界最高峰の技術で構築する完全自動のフレキシブル生産ラインを設置して同施設の製造能力を拡大する予定です。これにより、ジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョンケアのACUVUE®乱視用製品群の成長に対応するとともに、将来の新製品導入パイプラインの実現が見込まれます。工事は始まっており、2024年に生産開始の予定です。

現在、オペレーション(プロセス技術者と生産技術者)、エンジニアリング(製造技術者と管理者)、品質(検査技師およびラボエンジニア)など、さまざまな職種で採用が始まっています。

ミホル・マーティン首相は、次のように述べました。「メドテック分野はアイルランド経済にとって極めて重要であり、ジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョン社がアイルランドで事業を継続的に展開していることは、非常に喜ばしいことです。リムリック工場での業務は、世界中の人々の生活に大きな影響を及ぼしており、同拠点がますます発展していくことを嬉しく思います」リムリック工場は、ジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョン社のコンタクトレンズ事業において重要な役割を担っており、急成長中の使い捨てレンズのグローバル市場向けの生産を支えています。

アイルランド政府産業開発庁のマーティン・シャナハン長官は次のように述べました。「アイルランド政府産業開発庁はジョンソン・エンド・ジョンソン社によるリムリックのビジョンケア工場への今回の投資を歓迎します。これはジョンソン・エンド・ジョンソン社のアイルランドにおける過去26年間にわたる事業の成功の証しであり、同社事業とアイルランド政府産業開発庁との継続的パートナーシップのますますの成功を祈ります」

リムリック工場は、環境に配慮した持続可能な事業で優れた実績を上げており、工場敷地内のタービンを用いた風力発電など100%再生可能エネルギーで電力を賄っています。同拠点は2015年からISO 50001認証を取得しており、継続的なエネルギー供給の実現に寄与しています。