ドイツ、ヴァルドルフに本社を置くSAP社は世界最大の業務ソフトウェア企業で、世界50カ国以上に販売・開発拠点を持ち、従業員5万1500人以上を抱える。
SAP社内の独立事業部門BusinessObjectsは金融サービス、小売、大衆向けパッケージ製品、医療、公的部門等主要業界すべてにおいて世界中の顧客に業績最適化を提供している。
SAP社がアイルランドに最初に進出したのは1997年だった。合併後のSAP社BusinessObjects部門はダブリンとゴールウェイの2拠点でほぼ1000人の従業員を抱える。ダブリンの拠点では欧州・中東・アフリカ地域(EMEA)とアメリカの大規模法人顧客基盤へのサービスとサポートの提供に重点を置く。さらには社内ITサポートも提供、アプリケーションやテクノロジーのリリース前検証に傾注するクオリティエンジニアリンググループも抱える。
SAP社のゴールウェイでの業務は、中小企業部門向け多言語サポート・技術文書作成センターだ。翻訳、ライセンス監査、インバウンド/アウトバウンドサポート計画、パートナーサービスとサポートの業務に携わるグループを追加してきた。21言語に対応し、従業員は18国籍に及ぶ。
ダブリンにあるパークウェストビジネスパーク内のBusinessObjects部門のダブリンでの業務はBusinessObjects部門の重要拠点で、ここからEMEA域内ソフトウェアおよび保守の営業活動を行い、全欧州諸国に関してEMEA域内サプライチェーンマネジメントを処理し、グローバル規模のソフトウェア配信を管理している。2008年に同社はダブリンに次世代解析ソフトウェア開発用のソフトウェア開発ラボを設立した。開発ラボの設立により、今後4年間にわたって100人の高スキルの新規雇用が創出されることになり、ここで開発されるテクノロジーは高度に革新的で最先端且つ同社の将来のテクノロジーロードマップで重要な役割を果たすものとなる。
2011年7月、SAPは、アイルランドでの事業にさらに強化すべく、ダブリン郊外のシティウェスト・ビジネスキャンパスに新しく用地を確保し、100人を雇用する予定だ、