ファイザー社は世界最大の製薬会社だ。人体薬、動物用医薬品、大衆薬を製造している。医薬品販売は全売上の93%を占める。2010年12月現在の収益は670億ドルだ。ファイザー社はブロックバスター薬10製品(売上100億ドル超)をはじめ、優れた製品ポートフォリオを有する。
アイルランドのファイザー社ファイザー社はアイルランド国内でも有数の大規模雇用主で、製薬投資額では最大手だ。早くからアイルランドに拠点を置いていた製薬会社 (1969年)として、ファイザー社は40年にわたり、革新を行ってきた豊かな伝統を持つ。ワイス(Wyeth)社の買収以降、事業はコーク、ダブリン、キルデア、リムリックに8拠点、従業員4500人を擁するまでになった。
ファイザー社のアイルランドにおける業務上の利益は多様だ。原薬、固体調剤、健康補助食品、ワクチン、生物薬剤の製造工場、グローバルファイナンシャルサービスセンターとグローバル規模の財務業務の拠点がある。
アイルランドの工場では、リピトール(心臓血管治療薬)、バイアグラ(泌尿器系治療薬)、スーテント(腫瘍治療薬)、エンブレル(リューマチ治療薬)、プレベナル(ワクチン)をはじめとするファイザー社でも売れ筋の医薬品や最新医薬品を製造している。アイルランドはファイザー社のグローバル規模での有数の製造拠点で、グローバル市場に輸出している。同社によるアイルランドへの投資総額は70億ドルを超える。
ファイザー社にとってのアイルランドの利点
製薬最高水準へのアイルランドのこだわりが、ファイザー社アイルランド拠点が確実に国際基準を満たし、これを上回る一助となっている。
製薬部門へのアイルランド政府の継続中の投資が熟練の製薬専門家や技術者の集団を生み出すのに貢献した。
アイルランドチームの中心的存在として、アイルランド政府産業開発庁はクライアント企業と密接に協力して現在そして将来のビジネスに必要な施設、人材、人脈を持てるよう確保している。
2009年1月26日、ファイザー社とワイス社は最終的合併契約を締結したと発表した。買収総額は約680億ドルだ。
ファイザー社は本合意により、3期先には400億ドルの節約につながるとの期待を表明した。ファイザー社はまた合併後のグローバル規模での従業員総数を15%縮小するとの計画も発表した。
詳細については、 http://www.pfizer.ie/about_pfizer_in_ireland.cfm