
アイルランド政府産業開発庁および UCD マイケル・スマーフィット経営大学院との協力により作成されたこのアクセンチュアの研究レポートは、アイルランドは高価値のシェアードサービス業務関連の投資を呼び込むために力を注ぐべきだということを示している。私たちは、私たちのシェアードサービス「マスター」の経験と専門知識を活用して、これまでの成功をさらに発展させる必要があり、その萌芽はすでに生まれているということがこのレポートでは示されている。
マーク・ライアン、アクセンチュア アイルランド社マネージング ディレクター
シェアードサービス研究レポート「シェアードサービスでの高いパフォーマンスの維持: アイルランドの評価」(英文)はこちらからダウンロードできます。
9 月 21 日、ダブリン – アイルランドのシェアードサービスセンター (以下SSC) に関する初めての専門研究レポートが今日、アイルランド政府産業開発庁本部で発表された。「シェアードサービスでの高いパフォーマンスの維持: アイルランドの視点」と題されたこのレポートは、アイルランド政府産業開発庁と UCD マイケル・スマーフィット経営大学院との協力により、アクセンチュア・アイルランド社により作成された。アイルランド政府産業開発庁は、現在 35000 人を雇用しているアイルランドのシェアードサービス・セクターが、これまでの素晴らしい実績を基に、世界的な大手企業から今後もこの分野への参入が期待できると信じている。
100 社を超えるアイルランドのSSCを対象に実施されたこの詳細な研究により、アイルランドは質の高いSSC の割合が高いことがわかった。アイルランドの SSC のうち 25% が最上級クラスとされる「マスター」事業と見なされており、これは世界平均の8% よりもはるかに高い。調査対象となった企業の半数近くは、来年、アイルランドのシェアードサービス事業における雇用者数が増加すると答えている。
レポートの発表にあたってバット・オキーフ経済産業技術大臣は、「この研究から、アイルランドはシェアードサービスにおいて世界のリーダーであり、他の国に比べて価値連鎖の上位に位置する事業センターが多いことが明らかになった。世界の企業は、柔軟性があり高い教育を受けた人材、競争力の高い法人税率、シェアードサービスの優秀な集積地としての世界的な認識により、アイルランドへの投資を継続するだろう。アイルランド政府の外国直接投資戦略は機能しており、企業関連の官公庁への投資を維持することにより、引き続き高成長市場の新しい外資企業を引き寄せ、既に進出した企業を引き留め、アイルランド経済の回復にあたって新しい高品質の雇用を創出する必要がある」と語った。
企業はSSC導入の際、より低コストの地域で、より基本的な事務作業を行う傾向にあるため、アイルランドで新規にSSCを設立する企業の数は近年減少している。しかし、このレポートは、この傾向は不可避のものであり、こうした世界経済の停滞に起因する問題は、国内で高スキル雇用機会を多く創出するために「付加価値」の高いシェアードサービス投資を促進・誘致するというアイルランドの組織的な取り組みにより克服できるとしている。
アイルランド政府産業開発庁のバリー・オリアリー長官は、「アイルランドは、シェアードサービス セクターにおいて特に優れた実績を誇っており、数多くの大手多国籍企業がここで事業を行っている。90 年代半ばから、アイルランドはリーダー的な役割を担うようになり、初期的なSSCから、より高度な業務を処理するSSCへと移行している。今日、アイルランドはシェアードサービスの世界的な中心地のひとつとなった。このセクターの継続的な成長と将来的な可能性は、メルク社、イーライ リリー社、テレフォニカ O2 社などの多国籍企業がグローバル業務をアイルランドに設置したという事実により明らかである。こうした著名な世界的なブランドからの信頼により、このダイナミックなセクターにおいて将来的にさらなる投資と雇用の創出を継続的に確保するという点において、アイルランドは国際的に非常に良い位置を確保している」と語った。
アクセンチュア・アイルランドのマーク・ライアン マネージング ディレクターは、「アイルランド政府産業開発庁および UCD マイケル・スマーフィット経営大学院との協力により作成されたこのアクセンチュアの研究レポートは、アイルランドは高価値のシェアードサービス業務関連の投資を呼び込むために直ちに力を注ぐべきだということを示している。私たちは、私たちのシェアードサービス「マスター」の経験と専門知識を活用して、これまでの成功をさらに発展させる必要があり、その萌芽はすでに生まれているということがこのレポートでは示されている。私たちの世界的な研究により、シェアードサービスの付加価値を実現する企業は、景気が好転する中で、その市場に占める位置を維持し、強化できることがわかっている。この領域におけるアイルランドの潜在的な成長力の鍵を握るのは、特に金融、財務、多言語の分野において、高いスキルを持ち、高い教育を受けた人材の存在である。したがって、シェアードサービスビジネス業界でのキャリアは過去には魅力的な選択肢とは見られていなかったかもしれないが、これからはこの業界に目を向けるよう学生たちに奨励しなければならない」と述べた。
UCD スマーフィット経営大学院の学部長であるトム・べグリー教授は、「このレポートは SSC に関するアイルランドの難しい環境を指摘しているけれども、アイルランドに進出した企業がサービスの質に改めて注力していること、そして世界的に SSC が継続的に成長していることは、大きな励みとなる。私たちの将来的な競争力の生命線は、アイルランド経済においてこの重要なセクターの継続的な成功を実現するための関係者の協力と適切な公共政策である。私たちは、UCD スマーフィット経営大学院の国際経営学修士の学位(CEMS)持つ学生たちが、このレポートの作成に関与できたことを誇りに思っている。学生たちの参加は、ファイナンシャル・タイムズ紙が世界でナンバー1 の経営修士プログラムと位置付けたこのユニークなプログラムの質と力量の証である」と語った。
このレポートにより、アイルランドの SSC は将来の課題に対して適応できるように態勢を整えていることもわかった。アイルランドに進出しているSSCの回答者の 52% がサービス内容の拡張を望んでいること、約3 分の 2 がアイルランドと他の低コストの国との差を縮小するため自動化ツールの強化と技術の使用を計画している。さらに、アイルランドの SSC の経営陣は、成功への障害が少ないことから、他国の経営陣よりも満足度が高いこともわかった。
【本件連絡先】
ジリアン・ローレス、アイルランド政府産業開発庁
電話: + 353 1 6034220
SSCレポートについて
アクセンチュア社は、UCD マイケル・スマーフィット経営大学院のCEMS 国際経営管理修士プログラムと協力して、アイルランドでシェアードサービス事業を管理する経営陣を対象に、こうした企業に関する調査を行った。この調査では、シェアードサービス マーケットの既存および新規参入した企業の両方において、13 を超える業種の組織のディレクター、バイスプレジデント、上級管理職などを対象とした。調査は 2010 年 2 月から 4 月にかけて実施され、対象者の約 40% の回答を得た。この調査は、アイルランドのシェアードサービス事業の過去、現在、未来の状況に関する 31 の質問から構成された。アクセンチュア社は、「シェアードサービスによる高パフォーマンスの達成: マスターからのレッスン」と題された同社の2009年の世界的研究レポートでの定義に基づき、シェアードサービスの専門性の特徴を示す企業を識別するため、結果をまとめ、分析した。同社はまた、アイルランドの調査結果を「マスターからのレッスン」レポートの結果と比較し、アイルランドにおけるシェアードサービスの現状と今後 3 年間で注力すべき主要分野について洞察と結論を導き出した。
アクセンチュア社について
アクセンチュア社は、世界的な経営コンサルティング、技術サービス、アウトソーシング企業であり、20 万人を超える従業員が 120 を超える国で顧客にサービスを提供している。アクセンチュア・アイルランド社はダブリンとベルファストの事業所で約 1200 人を雇用している。比類なき経験、すべての産業と業務部門にわたる包括的な能力、世界の有力な企業についての広範なリサーチを組み合わせ、同社は顧客が高パフォーマンスの企業や政府となれるよう支援している。同社は、2009 年 8 月末の年度末で 215.8 億ドルの純収入を計上している。同社のホームページは www.accenture.com である。
UCD スマーフィット経営大学院の CEMS 国際経営管理修士 (CEMS-MiM) プログラムについて
CEMS は、著名な経営大学院と多国籍企業による世界規模の戦略的提携である。UCD スマーフィット経営大学院は、アイルランドの教育機関としてこの名高い提携の唯一のパートナーである。ファイナンシャル・タイムズ紙が 2009 年に世界第 1 位、2010 年に世界第 2 位に位置付けた CEMS-MiM は、究極の産学提携プログラムである。
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