バイオマリン社がコークにあるファイザー社の製造施設を買収

23/06/11

「シャンバリーの新しい施設は私たちの製造リスクを分散するとともに、魅力的な事業環境を提供する。施設は最新で、フェドバッチまたはかん流プロセスを実行するために設計された廃棄物処理技術と柔軟性を活用できる。これにより、弊社は様々な種類の製品をこの工場で製造することができ、次の商業製品をこの工場に技術移転することに注力できる」

ジャン・ジャック・ビエナイム、バイオマリン社最高経営責任者
 

コーク – 2011 年 6 月 23 日 - リチャード・ブルートン経済産業技術大臣は今日、バイオマリン・ファーマスーティカル社 (Nasdaq: BMRN) がコーク州シャンバリーにある製造施設を買収することでファイザー社と合意に達したと発表した。カリフォルニア州に本拠を置くバイオマリン社は、アイルランド政府産業開発庁を介してアイルランド政府の支援を受け、今後 5 年間で 100 人以上の高品質雇用を創出する計画だ。

同社は、4850 万ドルを投じて、12000 平方メートルの生物製剤大量製造施設であるシャンバリー工場を買収する。バイオマリン社は、希少疾病の治療に注力しており、開発段階後期に入った様々な製品候補を抱えている。同社は、継続中のムコ多糖症 IVA (MPS IVA、別名モルキオ A 症候群) 治療用の N-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ (GALNS) の第 3 相臨床研究結果に関連した大きな製造活動を、順次このシャンバリー工場に移行する計画である。2015 年までに、この工場で GALNS 製造の許可が得られると予測されている。

今回の発表を歓迎するブルートン大臣は、「私たちがこの危機を脱するには、私たちの経済の長所をさらに伸ばしていくことが非常に重要である。医薬品産業は、近年のアイルランド経済で特に伸びの著しい分野である。同産業の世界大手企業のほとんどがアイルランドに進出しており、私たちの経済の規模とは釣り合いのとれないほどの世界的な役割を果たしている」

「しかし、この分野でさらに野心的な目標を設定し、それを達成し続けることが重要である。正しい政策を採用することで、成功が成功を産む。この産業の強さをさらに伸ばさなければならないことを私は確信しており、今日の発表は、雇用を創出し、経済を立て直すという意味で、非常に喜ばしいものである」と語った。

バイオマリン社のジャン・ジャック・ビエナイム最高経営責任者は、「シャンバリーの新しい工場により、製造能力が大きく増強され、私たちの拡大する商業的ポートフォリオと先進的な臨床プログラムが可能になる」
Mr.「シャンバリーの新しい施設は私たちの製造リスクを分散するとともに、魅力的な事業環境を提供する。施設は最新で、フェドバッチまたはかん流プロセスを実行するために設計された廃棄物処理技術と柔軟性を活用できる。これにより、弊社は様々な種類の製品をこの工場で製造することができ、次の商業製品をこの工場に技術移転することに注力できる」と述べた。

今回の発表について、アイルランド政府産業開発庁のバリー・オリアリー長官は、「これは、バイオマリン社にとって戦略的に重要な進展である。米国外で同社として医薬品の製造移設を設置するのは初めてのことだからだ。バイオマリン社は、今年初めにダブリンに国際的なサプライ・チェーンと流通を管理する施設を設立しているので、同社によるアイルランドのライフ・サイエンス産業への進出は次の段階に入ったとも言える。シャンバリーの工場を取得するという決定は、アイルランドに才能と専門知識があふれていることを裏付けるものである」

「アイルランドは、医薬品関連の多国籍企業から大きな投資を誘致することにおいて、長期にわたる優れた実績がある。アイルランドは、医薬品業界の開発製造 (D&M) 拠点として、米国に次いで世界第 2 位の規模を誇るようになった。世界大手の医薬品企業であるバイオマリン社のアイルランドへの進出を歓迎するとともに、同社がアイルランドでの事業を拡大するにあたって、同社と緊密に協力していくことを楽しみにしている」と語った。

バイオマリン社の決定を歓迎するファイザー社外部供給業務事業本部プレジデントのポール・ダフィー博士は、「シャンバリーの施設の売却先が決まったこと、そしてそれが発展するアイルランドのバイオ医薬品業界に進出する新しい製造投資家であることをとても喜んでいる。施設の売却先を見つけるのは難しい仕事だが、施設の買収相手を見つけるにあたって、アイルランド政府産業開発庁は重要な役割を果たしてくれた。このプロセスを通じて素晴らしいサポートを提供してくれたアイルランド産業開発庁に感謝したい。また、シャンバリーのスタッフは素晴らしく、売却プロセスの過程における彼らの献身的な仕事と集中力は特筆に値する。彼らの熱意、才能、能力は比類のないものであり、将来の成功を心から祈りたい」と語った。

契約前の条件が満たされれば、この買収は 2011 年 9 月頃に完了する予定である。協議を経た後、この段階で約 65 人のファイザーの従業員は施設を去る。その間、ファイザー社は、社内で配置転換できない人員のために、人材紹介会社と協力して事業所内に転職あっせんプログラムを実施してサポートする。

バイオマリン社について

バイオマリン社は、深刻な病気や病状に対処する革新的な医薬品を開発・商品化している。同社の製品ポートフォリオは、4 つの承認済み製品と、複数の臨床的・前臨床的製品候補から構成されている。承認済みの製品には、バイオマリン社が単独で開発・商品化したムコ多糖症 VI (MPS VI) に効く Naglazyme® (ガルスルファーゼ)、同社がゲンザイム社との 50/50 ジョイント・ベンチャーで開発したムコ多糖症 I (MPS I) に効く Aldurazyme® (ラロニダーゼ)、メルク社 (ドイツ・ダルムシュタット) の子会社であるメルク・セローノ社と共同開発したフェニールケトン尿症に効く Kuvan® (サプロプテリン・ディハイドロクロライド) 錠、ランバート・イートン筋無力症候群 (LEMS) の治療薬として EU に承認された Firdapse™ (アミファムプリディン) がある。製品候補には、第 3 相臨床開発段階にある MPS IVA 治療用の GALNS (N-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ)、米国で第 3 相臨床開発段階にある LEMS 治療用のアミファムプリディン・ホスフェイト (3,4-ジアミノピリジン・ホスフェイト)、第 2 相臨床開発段階にある PKU 治療用の PEG-PAL (ペグ化組み換え型フェニルアラニン・アンモニア・リアーゼ)、第 2 相臨床開発段階にある ポンペ病治療用の BMN 701 (インシュリンに似た成長因子 2 のアルファ酸グルコシダーゼの新しい融合タンパク質、IGF2-GAA)、第 1/2 相臨床開発段階にある遺伝的なガンの治療用の BMN 673 (ポリ ADP リボース・ポリメラーゼ (PARP) 阻害物質) がある。詳細は、www.BMRN.com を参照。バイオマリン社の Web サイトの情報は、このプレス・リリースには引用されていない。

ファイザー社について

ファイザー社は、医薬品業界でアイルランド最大の雇用者かつ投資家である。同社は、コーク、ダブリン、キルデア、リムリックで 4000 人以上を雇用しており、製造、商業サービス、財務/シェアード・サービスなどさまざまな事業活動を行っている。ファイザー社は、2010 年 5 月に発表した世界的な施設ネットワーク戦略で、シャンバリーでの事業を閉じるが、施設の売却先を探し、雇用を支援する意思を明らかにしていた。詳細は、www.pfizer.ie を参照。

【本件連絡先】

バイオマリン・ファーマスーティカル社
ボブ・パーセル +1 415 506 3267

アイルランド政府産業開発庁
トーマス・マカヴォイ、メディアおよび PR マネージャー、電話: +353 (0)1 6034255、携帯電話: +353 (0) 87 7426684
ジリアン・ケリー、メディアおよび PR エグゼクティブ、電話: +353 (0) 1 6034190

経済産業技術省:
コナー・クイン、ブルートン大臣補佐官、電話: +353 (0) 1 6312218、携帯電話: +353 (0)87 3743783 conor.quinn@deti.ie

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