IBM、ソフトウェア開発体制を拡張、100名を増員

30/06/09

【アイルランドで発表されたプレスリリースの抄訳です】

ブライアン・レニハン財務大臣は6月25日、世界最大規模のIT企業IBMが2500万ユーロを投じて、ダブリン、コーク、ゴールウェイにある同社アイルランド・ソフトウェア・ラボを拡張すると発表しました。今後3年間でソフトウェア・エンジニア100人を採用、600人まで増員する予定。

レニハン大臣は次のように述べています。

「世界最大規模のIT企業からのすばらしい発表です。今回の知識主導型の投資はアイルランドにとって大きな意味をもっています。 今後開発される高度なソフトウェア技術や重要な技能職の雇用創出、IBMのグローバル研究に一役かっているアイルランドの評価などを考えると、その利益は計り知れません」

「過去2年間でIBMがアイルランドでの研究開発投資を発表したのは今回で4度目です。これはアイルランドの経済が21世紀の知識集約型経済であることを裏付けるものです」

アイルランドでのソフトウェア開発事業の拡張を通して、IBMはコラボレーション・ソフトウェア、サービスマネジメント・ソフトウェア、データウェアハウス・ソフトウェアなどのポートフォリオを拡充します。 より大きな事業価値を創造するためにデータを知的活用しながら、顧客やパートナーと、あるいは社内での密接な関係を構築できるスマートな職場環境を実現してきます。 本日発表された投資はIBMのソフトウェア開発計画に基づくもので、それはSaaS、サービスマネジメント・ソフトウェア、データウェアハウス・ソフトウェアの3つの主要分野の設計と開発が中心となっています。

IBMのアドバンス・コラボレーション・ディベロプメント担当副社長 Dennis King氏は次のように述べています。

「アイルランド・ソフトウェア・ラボは、世界80拠点にあるIBMの研究開発所のひとつであり、ヘルスケア、エネルギー、通信、運輸、小売、公共サービスなど多くの業界でビジネスの目的にかなうインテリジェンス・ソフトウェアを提供しています。 我々は連携関係をより強化し、ニーズの高まりに対応するためデータウェアハウス技術の拡充に取り組んでいきます」


アイルランドのIBMソフトウェア開発グループ

アイルランドのソフトウェアグループは、ダブリン、コーク、ゴールウェイの3箇所の研究拠点で、「インフォメーション・マネジメント」、「ロータス(Lotus)」、「チボリ(Tivoli)」の3つの主要ブランドの開発とサポートを行っています。 

インフォメーション・マネジメントおよびロータス製品はダブリンの研究所、チボリ製品はコークとゴールウェイの研究所で開発・サポートされています。

主な業務は、開発、テスト、システムテスト、ローカリゼーション、サポート、研究サービスなど。 その他に、ハイ・パフォーマンス・コンピューティングに携わるグループがあり、IBM ディープ・コンピューティング・ビジュアライゼーション、IBMダイナミック・アプリケーション・バーチャリゼーション、アイルランド初のスーパーコンピュータ「ブルージーン」の研究サポート行っています。

2009年初め、IBMとアイルランド海洋研究所はSmartBayプロジェクトを発表、ゴールウェイ湾の波の状態や、海洋生物、汚染レベルをモニターするクラウドコンピューティング・ソフトウェアを使用し、収集した膨大なデータを分析し、漁業やゴールウェイ湾の将来的な開発に役立てます。

今回拡張されるのは、インフォメーション・ディベロプメント、データウェアハウス、クラウドコンピューティングソフトウェアの3主要分野です。

  1.  ダブリンに新しくソフトウェア開発チームを発足させ、ビジネスに関する情報を収集・分析し、詳細な情報を得た上での経営決断に使用されるデータウェアハウスの次世代製品の開発とテストを行います。 新チームはIBMの研究所でIBMデータベース管理システム「DB2」の開発を行っている既存部門から編成されており、バンキング、保険、通信、小売、ヘルスケアなど、各業界に特化したデータウェアハウスのアーキテクチャの提供を目指します。
  2.  新しく結成されるクラウドコンピューティング開発チームは企業向けのクラウド・サービスLotusLiveオファリングの開発を行います。 LotusLiveは、顧客やパートナー、同僚との日常的な業務のやりとりを簡素化、向上するために必要なコラボレーション・サービスです。 セキュリティを重視したLotusLive ConnectionやLotusLive Engageは、オンライン会議、ファイル共有、コンスタントな管理、チャットといったソーシャルネットワーキング機能を提供します。
  3. インフォメーション・ディベロプメントのセンター・オブ・エクセレンスを設立、通信、銀行、製薬、航空業界向けのソリューションを提供するIBMのTivoliソフトウェア製品をサポートします。

アイルランドのIBM

アイルランドのIBMは歴史が長く、最初にオフィスを開設したのは1956年にさかのぼります。 今日、IBMアイルランドは国内のセールス、マーケティング、サービスを行う以外に、ダブリンのビジネステクノロジーキャンパス、ダブリン、コーク、ゴールウェイの研究所、ダブリンの欧州セールス&サポートセンターから世界的に統合された国際業務も行っています。

IBMアイルランドでは、3600人の正社員のほかに、1500人の契約社員が働いています。 IBMの全事業にわたって国際的な権限を履行しており、IBMのグローバルなデリバリー・フレームワークにおいて戦略的な地位についています。  

【本件に関するお問い合わせ先】

IBM
Jim O’Keeffe, Communications & Media Relations, IBM Ireland (Tel: +353 1 815 4124)

Department of Finance (財務省)
Eoin Dorgan, Press Officer (Tel: +353 1-6045636)

IDA Ireland (アイルランド政府産業開発庁)
Gillian Lawless, Communications (Tel: +353 1-6034190)

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