シリコン・リパブリック
2011年5月12日
リチャード・ブルートン経済産業技術大臣は、雇用創出効果のある研究開発の商業化とアイディアのビジネス転換に5500万ユーロの投資を行うと発表しました。これにはクラウド コンピューティング センターへの500万ユーロ投資とスマート電力グリッドに重点を置いた600万ユーロの研究センターも含まれます。
この発表は今朝、アイルランドインターネット協会の年次会議「Open for Business」でのスピーチの一環でなされたものです。
大臣の発表骨子は以下の通りです。
高成長企業と潜在能力の高い新興企業をさらに25%助成・支援
「本日の発表は商業化のギャップに取り組む一連の試みを表したもので、良いアイディアであれば雇用を創出する大事業にもなりえることを保証するものです」と、ブルートン大臣は述べました。
「アイルランドの未来の企業を発展させるには、大学でのハイテク研究に助成したり、潜在性の高い新興企業を助成するだけでなく、その二つの格差、つまり商業化に取り組むことが極めて必要です。
政権の政策プログラムでは、アイディアを実現可能な事業に発展させて未来の雇用を創出し、経済を再び成長軌道に乗せるために、この格差に本腰で取り組むことを確約しています。応用研究センターと主任研究員チームは、大学と産業界のパートナーの研究員を提携させる高度に先進的なモデルで、商用化の実現を確実にするためのものです。
特に、クラウド コンピューティングは、選挙前の統一アイルランド党でも新政権樹立後の政策プログラムでも主要優先事項として挙げています。」
マイクロソフトの最近の報告によると、アイルランドのクラウド コンピューティング業界は2014年までに8,600人、年間95億ユーロ規模になる可能性があるということです。本日発表の、多国籍企業とアイルランド企業を研究者でつなぐ新規応用研究センターは、この極めて重要な高成長分野でアイルランドが主導権を握ることを視野に入れています。
スマートグリッド
政府は、アイルランド科学財団の戦略的研究クラスタープログラムのもとでの助成により、新規エネルギー研究センターの即時開始に600万ユーロを投じます。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンに設置されている新規エネルギー戦略的研究クラスタが高技術の研究員40人の雇用を支援します。この分野はアイルランドがすでに強く、世界トップとなる潜在性のある分野です。
主任研究員による研究チーム
アイルランド科学基金による44件の主任研究員(PI)助成は300人近いトップクラスの研究員ポストを幅広い分野で支援するものです。
これらの助成が対象とする分野には、ライフサイエンス、情報通信技術、エネルギーが含まれます。
44件の研究プロジェクトは、Inercept Pharmass社.、Pevion Biotech社、Sigmoid Pharma社等の産業界パートナー23社に加え、ネッスル、ケリーグループ、アリメンタリー・ヘルス等の非公式協力企業を誘致しました。情報通信技術分野では、業界パートナー企業にはインテル社の欧州研究所、IBM社、アルカテル・ルーセント/ベル研究所、Aquamarine Power社、インフィニオン社、Disney Research、ESBI社、フランステレコム社、Howard Science社(その他多数があります)。
クラウド コンピューティング
ブルートン大臣は、アイルランドは世界のクラウド コンピューティング市場のかなりの部分で支配権を握れる準備ができていると語りました。クラウド コンピューティング分野の新規応用研究センターはアイルランド国内におけるクラウド コンピューティングの発展を支援する政府努力の一環として建設されます。
潜在性の高い新興企業プログラムのリソースを増強
政府は潜在性の高い新興企業の支援に有用な人材を増し、2014年までに毎年100人を支援できるようにします。2010年は80人でした。
ジョン・ケネディ
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