ヘルスケアのグローバル企業メルク(Merck & Co. Inc)社がこのほどコークにある拠点での2施設建設に2860万ユーロを投資した。
メルク社は医薬品販売で世界8位にランキングされるヘルスケアのグローバル企業だ。メルク社は患者を第一に考える研究主導のグローバル製薬企業だ。1891年の創立で、メルク社は現在、いまだ満たされていない医療ニーズに応えるワクチンや医薬品を創薬、開発、製造、販売している。
2010年にMSD社の2億2000万ユーロ(3億ドル)規模の戦略的ワクチン工場が、アイルランド政府産業開発庁の支援により、カーロウに竣工した。メルク社は65エーカーのIDAビジネス・アンド・テクノロジーパークを購入している。
過去40年にわたり、MSD社、シェリングプラウ(Schering Plough)社、オルガノン(Organon)社により22億ドルユーロ余りがアイルランドに投資された。MSDアイルランド(MSD Ireland)社は現在ダブリン、ウィックロウ、カーロウ、ティペラリー、コークにあるIDA助成による施設で2000人を超える従業員を抱える。
メルク社のグローバル医薬品・生物製剤サプライチェーンにとって、アイルランドは戦略的立地だ。アイルランドでは多数のグローバル市場向けバイオテクノロジー製品や医薬品を多数製造し、製剤研究開発、スケールアッププロセス開発、治験、グローバルビジネスサービス支援等の戦略的サービスも提供している。MSD社はアイルランドへの投資を継続、ワクチンや新治療領域を含むメルク社の中期的新製品発売の多くを製造し、支援する意向だ。
i) メルク・シャープ&ドーム(アイルランド)(Merck, Sharp & Dohme (Ireland) Limited)社は1976年にティペラリーで設立された。北米以外の世界中のメルク社の子会社で製薬に使用する原薬を製造する大規模工場だ。
2006年10月に推定1億ユーロの費用をかけて20万平方フィートの工場を建設・整備する新規プロジェクトが承認された。グローバル規模の臨床試験用第III相固形製剤(錠剤とカプセル)製造のための単位工程をすべて持つことになる。
当工場は長期供給工場での製造に先立ち新規承認薬の発売時数量の製造に使用される。さらに新規プロセス開発(プロセス分析技術およびインプロセス計測システム)、錠剤・カプセル製剤開発および各新規医薬品の新規分析方法に関わる大規模な研究開発部隊も持つ。
(ii) メルク・シャープ&ドーム(ヒューマンヘルス)(Merck, Sharp & Dohme (Human Health) Limited)社は、メルクアイルランド社により、数々の新規事業活動のための全社規模のプラットフォームとして2004年に設立された。所在地は、レパーズタウンにあるサウスカウンティダブリン・ビジネスパークのペルハムハウス。
本新規プロジェクトには次の活動分野がある。
(iii) Merck メルク・シャープ&ドームバイオロジクス(アイルランド)(Merck Sharp & Dohme Biologics (Ireland) Limited)社は2007年に設立された。カーロウに拠点とし2億2000万ユーロを掛けた最新式新規滅菌施設は、2010年に竣工した。この20万平方フィートの施設は2011年に操業開始予定で、メルク社の成長市場向けにワクチンや生物製剤を製造する。高スキルを有する170人を雇用する予定だ。
臨床的アプローチを取る ― 金曜インタビュー/メルク社ステファン・オシュマン氏
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