シティ(Citi)社

シティグループ(Citigroup、略称Citi)社は、2010年にアイルランドでの操業45周年を迎えた。現在、アイルランドの事業部門では2000人を雇用、大部分がIFSC内の20万平方フィートの建物で働く。CitiはIFSC最大の雇用企業だ。

概要

Citiは約2億件の顧客口座を持ち、140か国以上で取引を行う世界一のグローバル金融サービス機関だ。Citiは個人、法人、政府、機関に広範な金融商品やサービスを提供しており、消費者向け銀行・金融業務、企業金融・投資銀行業務、株式仲介業務、資産管理等が含まれる。


Citiは1965年以来アイルランドで事業を展開、2010年に45周年を迎えた。同社は広範な金融サービスと商品を提供し、同グループのグローバル・トランザクション・サービス(Global Transaction Services、略称「GTS」)本部の業務のために商品やサービスをサポートする部門も持つ。同銀行は多国籍企業、国内企業、政府、公共部門に金融サービスや商品を提供している。提供する商品・サービスにはキャッシュ・マネジメント、変動リスク管理(為替および金利)、資金調達、投資家向け商品、企業金融、トレードサービス、カストディ、信託、ファンド管理、証券代行、アウトソーシングや株主サービスがある。

アイルランドにおけるCiti―初めての金融研究開発

Citiは、アイルランド政府から研究開発革新に関する財政支援を受けた初の国際的金融機関だ。今日まで、シティグループはダブリンでの研究開発革新プロジェクトに6200万ユーロを投資し、同社の欧州・中東・アフリカ地域業務用商品とプロセス開発のための中核拠点を築いた。当拠点のプロジェクトには次世代電子銀行業務プロジェクトや次世代インテリジェント決済ソリューションの開発等がある。当拠点は2010年末までに100人を雇用する予定だ。

シティグループ・アイルランド(Citigroup Ireland)社 ― サービス・イノベーション

シティグループ社は革新を会社の成長課題に重要と見ている。

  • プロセス効率は、付加的な「日常業務」と捉えている
  • 研究開発革新センターは将来の変革推進を目標としている
  • 当センターはグループ全体に商品・プロセスの継続的革新を注入すべく取り組んでいる


シティグループ社は数多くの革新手法を用いている。

  • クライアント向けワークショップ(デボノ博士の手法で新しい発想を引き出す)
  • 上層部のグローバル規模の援助を獲得するべく交流会を開催して経営上層部にプロジェクトの可視性を提供する
  • 大学や中小企業との協業―マネーロンダリング防止プロジェクトでカリフォルニア大学デービス校と
  • 「虎の穴」式のやり方で、会議で斬新なアイデアを出したスタッフに2万ユーロの賞金を授与する
アイルランドのCiti

2005年にシティグループはアイルランド政府産業開発庁初の金融サービスクライアントとして、アイルランド国内で研究開発能力プロジェクトを実施した。これは、アイルランド政府産業開発庁の能力助成金250万ユーロの支援を含む総額1000万ユーロの投資によるCiti初の国際的研究開発中核拠点の設立であった。同センターは今日まで大きな成果を出し、会社「お墨付きの」研究・開発・革新・学習(Research, Development, Innovation & Learning、略称「RDiL」)施設に発展、ダブリンをグローバルに認知された同グループ初のGTS事業用革新基準拠点として有名にした。当センターのプロジェクトには、次世代電子銀行業務プロジェクトや次世代インテリジェント決済ソリューションの開発等がある。同センターでは現在70人を雇用している。

2010年12月にCitiは、ダブリンとウォーターフォードの事務所で来年1年間かけて250人の雇用を生み出すと発表した。業務内容はファンド、クライアントサービス、商品開発となり、運用や技術の職種も一部含まれる予定だ。

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